大麦若葉(おおむぎわかば)とは、大麦の若い葉の部分です。ビタミンやミネラル、食物繊維などをバランス良く豊富に含んでおり、青汁の主材料としてよく使われています。
脂肪や糖が多い食事が好きな方の健康維持や、カルシウムによる丈夫な体づくり、食物繊維がスッキリ習慣に導くなど、健康習慣をサポートします。
「40~50歳を超えて、今後の健康が心配になってきた」
「以前と同じ食事なのに、今まで着ることができていた服が入らなくなった」
「スッキリせず、憂鬱な日が増えた」
このような悩みを抱えている方は、健康的な生活を送るために野菜を積極的に摂ってみませんか?
年々食事の量が減ってきて野菜の量を多く摂ることが難しくなったり、外食の際は野菜が不足してしまったり、このままの食事で健康を維持できるか不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。
年齢を重ねても健康を維持したい方におすすめの食品が「青汁」です。青汁には野菜に含まれる食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
現在はたくさんの種類が販売されており、自分に合った青汁をどう選んだら良いのか迷う方も多いでしょう。そこで、今回は青汁に主に使われている材料や青汁の健康サポート力、飲み方などについてご紹介します。
この記事を読んで、自分に合った青汁を日々の食生活に取り入れ、年齢に負けない健康的な体づくりを行いましょう!
青汁は野菜不足を補い、健康的な生活に必要なビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を補給できる食品です。
青汁に含まれている代表的な材料や栄養素をご紹介します。
大麦若葉(おおむぎわかば)とは、大麦の若い葉の部分です。ビタミンやミネラル、食物繊維などをバランス良く豊富に含んでおり、青汁の主材料としてよく使われています。
脂肪や糖が多い食事が好きな方の健康維持や、カルシウムによる丈夫な体づくり、食物繊維がスッキリ習慣に導くなど、健康習慣をサポートします。
桑の葉は蚕の飼料として昔から栽培されており、最近では健康に良い栄養が豊富に含まれているため、食用としても利用されています。カルシウムや鉄分といったミネラルが豊富で、健康を維持するGABAも多く含まれています。
ポリフェノールやアントシアニンなど、高い還元力のある成分も含まれているため、年齢に負けない健康的な体づくりへと導く働きがあります。
モリンガはギリシャで古代から健康や美容に良いとして使われてきたハーブの一種です。栄養素の豊富さから「奇跡の木」とも言われており、美容に良いビタミンAやC・E、健康的な体づくりに必要なカルシウムや鉄、カリウムが豊富に含まれています。食物繊維も多く、生活習慣が乱れやすい方の健康維持にも良いとされています。
明日葉(あしたば)はセリ科の植物で、生命力が強いことから健康サポートのための食材として古くから使われています。ビタミン類や食物繊維、ポリフェノールを多く含み、特に明日葉に含まれる特有のポリフェノールであるカルコンは糖質が気になる方の健康維持やダイエットする方を支える栄養素です。
続いて、青汁に含まれる栄養素の健康をサポートする様々なはたらきをご紹介します。
健康的な毎日を送るために必要な野菜の摂取量(目標値)は1日350g以上とされています。しかし、厚生労働省の調査によると、1日の野菜摂取量の平均値は 280.5gであり、日々の食事の中で野菜を必要量摂れていないことが分かっています。
出典: 厚生労働省「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)について」
野菜が与える健康上のメリットは大きく、野菜に含まれるビタミンやミネラル、食物繊維は日々の健康を守り、生活習慣病への対策としても期待されます。外食の機会が多い現代では食事だけで野菜を補うことは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、不足している野菜の補給におすすめの食品が青汁です。青汁はビタミンやミネラル、食物繊維を手軽に補給できます。ただし、青汁を飲むだけで野菜は食べなくても良いというわけではなく、主食、主菜、副菜のバランスの整った食事にプラスすることが重要です。
青汁には美容に必要なビタミンやミネラルも豊富に含まれています。いつまでも若々しく美しくありたい方をサポートする還元力のあるポリフェノールや、美容対策に役立つ栄養素がたっぷり入っています。
青汁には大麦若葉やモリンガなど、食物繊維が豊富に含まれる食材が使用されています。1日に必要な食物繊維は約20gですが、最近の調査では1日あたり14g程度しか摂ることができていないという結果が出ています(出典: e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」 )。食物繊維は日々のスッキリ習慣を支え、内側からのキレイをサポートします。
ケール、大麦若葉には生活習慣の乱れが気になる方の健康をサポートする、カリウムやSOD酵素が含まれています。外食などが多く、生活習慣の乱れが気になる方にも必要な栄養素です。
青汁は、糖の摂取量が気になる方にもおすすめです。桑の葉や明日葉には、糖が気になる方の健康をサポートする亜鉛やカリウムが含まれています。
青汁を飲むことによる健康へのメリットは大きいですが、いつ・どれくらいの頻度で飲めば良いのでしょうか。青汁を飲む目的別にご紹介します。ライフスタイルや目的に合わせて青汁を取り入れましょう。
青汁を飲むおすすめのタイミングは、起床後です。人は寝ている間にもエネルギーを消費しているため、起床後は栄養が不足しておりビタミンやミネラルなどの栄養素を吸収しやすい状態です。朝は胃腸が活発に動いていないため、一気に飲むと胃腸への負担が大きくなります。冷やしたものではなく常温かつゆっくりと飲みましょう。
青汁を食事の前に飲むことで空腹感が和らぎ、食べすぎの防止に繋がるため、糖質や脂質が気になる方におすすめの飲み方です。青汁に豊富に含まれる食物繊維は、体内に入ることで満足感を与えてくれます。食前は胃が活発化していないため、負担にならないようゆっくりと飲みましょう。
青汁は水に溶かして飲むため、ビタミンやミネラルなどの栄養素も同時に摂れる水分補給として取り入れることもできます。睡眠中は汗をかいて水分が失われるため、就寝前の水分補給として取り入れることがおすすめです。寝る直前に飲んでしまうと内臓に負担がかかるため、2~3時間前までに飲むようにしましょう。水分補給を目的にすると習慣化しやすいため、健康食品をつい摂り忘れてしまうということが多い方にもおすすめです。
青汁はあくまでも食品のため、一度飲むだけで大きな変化が感じられるわけではありません。健康へのサポートを望む場合は継続的な摂取が重要なため、毎日飲むことがおすすめです。ただし、商品によって目安量は異なるため、内容を確認して飲みましょう。
青汁は健康や美容に良いものなので、食習慣に取り入れて継続して摂ることがおすすめです。しかし、青汁は青臭さがあり、美味しくない印象があるため、積極的に飲もうと思えない方もいるでしょう。 実は、青汁は水に溶かす、そのまま飲む以外の方法で美味しく取り入れる方法があります。苦手意識のある方も、飲み方を工夫して飲んでみましょう。
プレーンヨーグルトや牛乳に混ぜると、ヨーグルトや牛乳が青汁特有の青臭さをまろやかにして飲みやすくしてくれます。食後のデザートとして取り入れるのもおすすめです。
100%のグレープフルーツジュースと青汁を混ぜると、グレープフルーツの苦味がやわらぎ、マイルドな味わいになります。さっぱり飲めるので、暑い夏に氷を入れて飲むことがおすすめです。
青汁は水に溶かす冷たい飲み物のイメージが強いですが、温めた牛乳や豆乳で割る飲み方も美味しいです。ラテとして飲む場合は、はちみつや砂糖など(糖質を気にされる方は糖質ゼロ甘味料)で甘さを加えるとよりまったりした美味しさを味わえます。
どうしても飲み物として青汁を取り入れることが難しい方は、食事やお菓子に混ぜる方法で青汁特有の青臭さを避けましょう。例えばハンバーグやカレーに野菜の代わりとして混ぜたり、ホットケーキやパウンドケーキなどの焼き菓子に混ぜることで、青汁に含まれる食物繊維をプラスでき、健康へのサポートになります。
年を重ねるごとに体の変化は大きくなります。毎日スッキリしない、以前まで着ていた服が入らなくなったなど悩みを抱えている方は、健康維持のためにビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれる野菜を青汁で補ってみてはいかがでしょうか。
青汁に使用されている食材には健康や美容に良い栄養素が入っており、野菜不足を解消しつつ、年齢に負けない体づくりをサポートします。最近の青汁はマイルドで飲みやすく、牛乳やヨーグルトと混ぜたり、料理にプラスするなど楽しみながら美味しく取り入れることもできます。
バランスの整った日々の食事に青汁をプラスして、イキイキとした毎日を過ごしていきましょう。